成長実感発表会

Introduction

2021年度前期「成長実感発表会」

第一学院高等学校では、自分が興味を持った事柄をテーマに設定して学びを深め、プレゼンテーションや資料の展示などで、年に2回、学びの成果を発表しています。
2021年度前期の成長実感発表会は2021年9月から10月にかけて実施されました。
長引く新型コロナウイルス感染症流行下ではありましたが、感染防止に配慮しながら、プレゼンテーションや展示など、多様な形態での発表が実施されました。
各キャンパス・本校では準備段階から一丸となって協働し、会の運営面でも多くの生徒が活躍しました。

Voice

生徒の声

  • ピクトグラム

    岩田 雅さん・宮川 弥生さん・田中 里実さん

    東京オリンピックの開会式を観ていて、ピクトグラムが数分間の中で開催競技をカメラワークとパフォーマンスで全部表現したのがとても印象的だったので、ピクトグラムを調べてもっと詳しくしりたいなと思って仲が良かった3人で発表することになりました。
    今日の発表会については上手くいったと思います。発表については、時間通りに収まるかなど時間配分を考えるのが大変でした。長すぎると思う部分をカットしたり、ちょっと短いなと思った箇所はゆっくり話してみたり、話す内容を増やしてみたりして何度もやり直しを重ねていきました。
    内容については、ピクトグラムをやると決めた後も、最初は全然アイディアが出てこなくて難しさを感じていました。段々とクイズにしたら面白いんじゃないか、改善点を探していこう、もっとこうしたほうがいいよねと話し合いを重ねるごとにアイディアが出てきて、三人で話し合う時間を取って決めていきました。
    結果的に納得する発表ができたと思うので、本当に良かったです!

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  • オリンピックの競技について

    佐々木 桃子さん・菅沼 彩香さん

    今年は東京オリンピックが開催され、オリンピックでたくさんの方が活躍し、メダルを取っていたことから興味を持ちました。そして興味を持ったことをたくさんの人に知ってもらいたいと思ってこのテーマで発表しました。
    発表については、緊張はしましたが、スライドを作る部分から2人で一緒にやったことで良いものができたと思います。
    準備の段階では、中々予定が合わなかったのが一番難しかったです。2人でデザインなどをどうするか話し合ったり、準備が少し大変だと感じました。
    1人2つずつ競技を調べてまとめようということになり、注目する競技の選手やメダリストを中心にまとめていきました。パワーポイントにまとめることも難しかったですが、上手くできたと思います!

    佐々木さん:中学生の時には自分から話しかけに行ったりすることがとても苦手で、話しかけてもらわないと話せなかったのが、第一学院に入ってピアサポーターの活動にも関わるようになり、自分から話しかけられるようになったり、上下関係が上手くできるようになったのが良かったです。
    前期では文化祭の実行委員をやっていたのですが、私自身は表舞台に立つのが苦手なので、行事などを裏から支えることを積極的にもっとしていきたいなと思っています。

    菅沼さん:第一学院に入学してから、アルバイトや新しい経験ができて社会的にもいろいろ成長できた部分があるのではないかと自分でも感じています。
    今までは自分から積極的にイベントなどに参加をしてこなかったので、これからは自分から行けたらなと思います。

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  • 新入生歓迎プロジェクト

    安藤 凛子さん・米田 元気さん

    安藤さん:今回発表の時間が押していて自分たちの発表時間が短くなったことや、マイクを通した自分の声に慣れなくて戸惑ってしまいましたが、自分が成長したことを伝えることができたので良かったと思います。
    今回発表した内容には中等部や転入生の見学者の案内など、自分がまだ経験したことがないことも含まれており、発表内容を作成することに苦労しました。またスライドを作るうえでどうすればみんなが見やすいのか、大切なことをいかに簡潔に見せるのかを考えるのが大変でした。
    発表の時には、どのタイミングで何人が話すのか、スライドの振り分けなど1人では気にしなくていいことも考えなければならず、はじめや終わりの挨拶など全体の構成を考えるのも難しかったです。
    今回このプロジェクトに参加したことで、中学生の時不登校気味で良くても月1回くらいの登校頻度だった私が、今では少なくとも週1回は登校できるようになりました。プロジェクトに入ったことでできることが増えたこともそうですが、先輩たちが優しくしてくれることや人とのかかわりが持てるようになったことが良かったですし、親もすごく喜んでくれたことが嬉しかったです。
    次回はどのような形で発表するのか決まっていませんが、次の発表会も頑張りたいです。

    米田さん:今回、僕は発表者ではなく資料作成などが中心でした。発表当日に流れた自分が担当した動画のできには満足できました。
    オープンスクールについての動画を作成する時に、どの内容を動画にするかが特に難しくて先輩たちにアドバイスをもらいながら進めました。先輩たちとは進捗確認などを中心に確認してもらい、動画作成のフォローをしてもらえたのはとても助かりました。これまで話したことがなかった先輩たちとも仲良くなるきっかけになりとてもうれしかったです。
    第一学院に入学後、このプロジェクトに参加したことや、毎月行われているオープンスクールで人前に立って話すことを何度も経験したことで、人前で話すことに慣れましたしコミュニケーションをとることに積極的になることができました。
    今回の経験を活かして今後は、入学式の在校生代表挨拶や、直接現地に行けるようになったら短期留学にも参加してみたいです!

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  • 鳥獣被害を受け、利活用について考える

    佐藤 千沙さん

    なかなか同年代の子たちにとって興味・認知が無いテーマかなと思ったので、発表テーマに選びました。あと、祖母の家が農家なので少しでもこのテーマを通して農家の方々に学んだことを届けたいなと思いました。実はこのテーマはPBLの授業でも発表をしていたので、本日の発表は緊張せずにできました。むしろ今日は第一学院生が相手だったので、「よりこのテーマについて知ってほしい、届けたい!」という想いで発表することができました。難しいテーマだったので事前準備はかなりしました。特に調べ物です。調べる前にある程度の仮設を立て、実際調べてみると全然仮設通りの答えが見つからず、また仮設を立てて…の繰り返しでした。
    中学生の頃は不登校の期間が長かったです。小学生の時に生徒会、応援団などをはじめいろいろなことに頑張り目立つタイプでしたが、限界が来たのか体調を壊しました。中学校に行っても体調面と、担任の先生と合わずなかなか学校に行けない時期が多かったです。中3の途中で出会ったのが第一学院でした。こんな私でも先生やピアサポーターの先輩はありのままの自分を受け入れてくれるし、明るいし周りに恵まれているなと感じています。
    高校卒業後は、社会福祉学科に進みたいと思っています。自分も頑張りすぎて体調を壊した経験があるので、そういう子たちを助ける仕事をしたいので、これからもっと勉強頑張ります!

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  • LGBTQ+

    清水 楓さん

    今回LGBTQ+について発表しようと思ったきっかけは、1年前に中学校の授業を通してLGBTがあるということを知り、興味をもち調べていたので、その内容をキャンパスのみんなにも知ってもらいたくて今回発表のテーマに決めました。
    当日は与えられた発表時間内での構成を考えるのが難しかったです。しかし、発表の最初と最後にLGBTQ+に関する同じ質問をして、発表の前後で聞き手側の考えが変わったかどうかと投げかけをした際には会場の反応がよく、自分で考えた発表の構成がうまくいったと感じました!
    発表が終わった後、発表内容について知人以外がどう感じたのか不安でしたが、これまで話したことのなかった先輩から素敵なプレゼンだったとほめてもらえてやってよかったなと思いましたし、次も頑張ろうと思いました!
    今回はプレゼン資料を作るのが初めてだったので、次回の成長実感発表会に向けて資料作成や、発表練習も数をこなして今回よりも良いものを作れるようにしていきたいと思います!

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  • 板垣 幸呼さん(司会者として参加)

    今回、成長実感発表会に司会者として参加しました。
    中学生の時は周りに合わせてばかりでしたが、第一学院に入学してからは自分の気持ちを大事にしようと思い、自分の考えを周りに伝えたり、やろうと思ったことに対しては行動するようにしています。もともと、周りの目を気にして人前に出るのがあまり好きではなかったのですが、司会者に挑戦してみようと思い勇気を出して人前に立つことができました。実行委員会の準備段階でこうしたらいいんじゃない?など自分の意見を伝えることもできました。司会者として発表会に参加してみると思った以上に楽しく、これまでで一番やりがいがありました!
    今回初めてでわからないことが多く、フェロー(先生)のサポートと一緒に司会を務めていた先輩との支えあいがあったからこそ成功したと感じました。
    成長実感発表会で司会にチャレンジしたように、自分がやろうと思ったことにチャレンジして前に進んでいきたいと思います!

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