成長実感発表会

Introduction

2020年度前期「成長実感発表会」

第一学院高等学校では、自分が興味を持った事柄をテーマに設定して学びを深め、プレゼンテーションや資料の展示などで、年に2回、学びの成果を発表しています。
2020年度前期の成長実感発表会は2020年9月から10月にかけて実施されました。
新型コロナウイルス感染症の流行下ではありましたが、オンラインでの取り組みを積極的に取り入れながら各キャンパス・本校、生徒一人ひとりが工夫を凝らして臨み、充実の発表となりました。

Voice

生徒の声

  • Most likely to succeed

    印牧 優輝さん

    今回の成長実感発表会を終えて、まずは「自分、よくやった!」と褒めてあげたいです。テーマが「Most likely to succeed※」という少し難しいテーマだったこともあり、前回(3月)よりも格段に表現力や発信力を意識できたなと思います。先生からは今後に向けて、「もう少し発表を聞いている人たちの反応を見ながら話してみよう」というアドバイスをもらいました。たしかに!と思いましたし、自分では気付けないことを周りの人がフィードバックをしてくれるのもありがたかったです。
    第一学院に入学する前は、なかなか人と話せない、内気で消極的な性格でした。入学したら先生たちはそんな自分でも受け入れてくれて、自分を信用してイベントなど様々なことを任してくれ、気付いたら人と関わることが好きになりました。友達とはもちろん、先生や親世代といった様々な年代の人とかかわれるような社交性がついたと思います。
    また、成長実感発表会を経験するにつれて、人前に立つことがこわくなくなりました。今までの自分は、そういう機会を避けていたタイプだったので1回目に行った自分の発表は、もう恥ずかしくて見られないくらいです。何回も発表会に出るたびに慣れて、回数を重ねるうちに自信がついていき、いまでは自分にとって貴重な経験のひとつになりました。
    ※ 「Most likely to succeed」:教育の未来を考えるドキュメンタリー映画

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  • 左から 宮近さん・小澤さん・黒田さん

    綾野剛の魅力

    小澤 美穂さん・黒田 歩美さん・宮近 葵さん

    小澤さん:今日の発表会は思い通りの発表ができました。私は発表担当だったのですが、発表会が始まって他のみんなの発表を聞いていると意外にもフランクな印象を受けたので、直前で話し方を練習前よりも少し柔らかい雰囲気に変えてその場の雰囲気に合うようにしました。
    今までは自分の考えを発表することや人前に立つことは苦手で、ずっと自分の中でこういう発表は「できない!」と思い自分に自信が持てなかったです。でも、黒田さんや宮近さんと一緒に準備をしていくうちに「頑張らなきゃ!」と思うようになり、今日の発表会を乗り越えました。そんな私にお母さんは、毎朝「今日も可愛いね、頑張って学校行ってらっしゃい!」と必ず声をかけてくれます(笑)。今回の成長実感発表会を3人で終えることができて良い思い出になりました。

    黒田さん:今回はシナリオ担当だったので当日は発表はしていないけど、小澤さんが私が書いたシナリオ通りに発表してくれたので安心しました。文章を書くことが好きなので、自分の書いたものを言葉にしてもらうのは嬉しかったです。発表前の準備では、5分という時間で発表をするので構成が大変でした。リハーサルをするたび発表時間が短すぎたり長すぎたりして、その度に文量を調整しました。
    今まではなかなか学校に通えず、たまに行った学校での話し相手は先生でした。学校に行けない日が多かったこともあり、同年代の子とはなかなか話すことができなかったので、第一学院に入学してもずっと人と話せるか不安でしたが、ピアサポーターの先輩が優しく話しかけてくれたり、この2人(小澤さん・宮近さん)と友達になれたことをきっかけに徐々に人と会話ができるようになりました。両親からも明るくなったねと言われ、自分の成長を実感しています。
    そんな2人と今回一緒に発表ができたこと、友達がいることがこんなに嬉しいことなんだと実感していますし、成長実感発表会を経験できて良かったと思っています。次回に向けての反省点は、場面場面での言葉の使い方やトーンの変え方です。みんなの発表を見てすごく大事なんだなって思ったので、次回も頑張りたいです!

    宮近さん:私の担当は当日のパワーポイント操作でした。小澤さんの発表の声を横で聞きながら、それに合わせて上手く画面の切り替えができたと思います。練習は何回も重ねたので、そんなに不安はありませんでした。
    中2くらいから学校に行かなくなり、3年生になった頃から放課後に登校し先生と話すという学校生活を送っていた時、先生が紹介してくれた通信制高校の1つが第一学院ですぐに見学に行きました。先生やピアサポーターの先輩たち含めみんなフレンドリーで、そんな先輩になりたいと思い、いま自分もピアサポーター活動をしています。オープンスクールを通して中3生と話したり保護者と話したり、様々な年代の人と話せるようになりました。お母さんには、「今日も学校楽しかったんだね」と言われることが多くなって嬉しいと感じています。
    今回の成長実感発表会を通して感じたことは、喋り方や発表方法などの表現の仕方は、いろんな人の発表を見て勉強になることが多かったです。次回、自分が発表する時に活かしたいなと思います。

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  • アニマルレスキュー

    外川 満月樹さん

    本日の自分の発表は全然緊張しなかった分、思い通りにできました。準備は1か月半前から始めていましたが、大変だったことは、聞いている人に向けて、自分が「本当に伝えたいことは何なのか?」ということを整理しながら、それをどうスライドに落とし込んでいくべきかを考えることです。Zoomで配信を行っていたので、話し方もすごく意識しました。
    中学生の頃の私は、人と話すこと・人に話しかけられることがこわく、また、人前に出ることも苦手でした。第一学院のオープンスクールに行ったときに、同年代のピアサポーターや先輩たちが優しく話しかけてくれたりと、第一学院高校にはものすごくフレンドリーな印象を受けました。入学後もその印象は変わらず、今では仲良しの友達ができて毎日楽しくて、嫌いだった学校が好きになりました。お母さんには「いつも楽しそうだね」と言われます。今までは、家族に「学校が好き」と話したことがなかったため、楽しそうにしている私を見てもらえることが嬉しいです。
    この学校では、今回の成長実感発表会だけではなく、人前に出て自分の考えを発表する機会が多くあるので、人前に出ることに自然と慣れてしまいました(笑)。発表の機会が多い分大変なことは、テーマ探しです。人前に出て発表するからには真実を伝えたいので、そのために情報収集をして、それをどう伝えていくか?を毎回考えながら進めていくので大変ですが、自分を表現することが得意になってきていると実感しています。まだ1年生なので、これからも頑張ります。

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  • ふるさと納税

    西村 友里さん

    今日の成長実感発表会は、緊張して少し内容が抜けちゃったところもありましたが、堂々と話すことができました。私はグループのリーダーだったこともあり、一番意識したことも「堂々と話す」ことだったので、上手くいったと思います。準備では、リーダーとしてみんなの意見をまとめるのが難しかったです。グループ内で意見が割れることもありましたが、そこはリーダーとして励まし、前向きな言葉を投げかけることでなんとか協調性を保てたと思います。
    第一学院高校に転校する前は、勉強・部活(女子硬式野球部)どちらも熱心に頑張っていました。早朝から朝練、昼間は授業、放課後は部活という生活で、家に帰ってもだれとも話さず、ごはんを食べて寝る生活でした。こんな生活をこなしているうちに体力面と精神面で限界がきてしまい、学校に行けなくなりました。休学を考えましたが、学習面で遅れを取ることが不安だったので、2年生で転校しました。
    通信制高校は学校に通わないイメージがあったけど、週5で通えるコースもあり、全日制高校と変わらないな、とびっくりしました。今では、学校に通いながら特進コースで勉強を頑張っているし、社会人チームに参加して野球も続けられているため、体調も安定してバランスの良い生活を過ごしています。
    今回の成長実感発表会を機に、リーダーという立ち位置になったことで積極的に市役所に行こうと提案したり、メンバーに声をかけて励ましたりと、率先して行動に移せるようになりました。転校前の、野球も勉強もうまくいかず人見知りになった時期に比べると自信がついて、あの頃の自分より成長したなと感じています。
    毎日学校で起こったことをお父さんとお母さんに話すようになり、家族との会話も増えました。

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