在校生
元々は中高一貫の全日制の学校に通っていましたが、中高一貫ということもあって、高校進学と同時に大学受験まで一直線に進んでいく勉強のペースに変わり、なかなかついていけなくなりました。1年生の6月頃から気分が落ち込んできて、あまり学校に行けなくなってしまいました。親に「もっと自分らしくいられるところを探したい」と話をしたところ、私の変化に親も気が付いていたようで、一緒に転校先の学校を探してくれたりオープンスクールについてきてくれたりと応援してくれました。
第一学院は秋葉原と川越の2つのオープンスクールに行きました。両方ともカフェテリアのような素敵な雰囲気で、どちらに通うか悩みました。家からは川越キャンパスの方が近いのですが、秋葉原キャンパスの先輩たちが気さくで「待ってるよ」と言ってくれたことと、私はアニメが好きなので、アニメの聖地に来たいという理由で、最終的に秋葉原キャンパスを選びました。実際に転校してきたのは1年生の夏休み明けくらいでしたが、入学前に感じたイメージそのままで、ギャップは感じませんでした。
転校前の学校では集団で授業を受けていて、進みが速くてついていけないことがありました。みんなができている時にうまくいかないと、「自分がわかっていないことが悪いんだ」というネガティブな気持ちになって怖気づいてしまっていました。第一学院に来たあとは個人で受ける授業に変わり、自分のペースで学習を進めることができるので、何の問題もなく取り組めています。元々、手帳などを使って予定を組むのが得意な方なので、レポートもスケジュール通りに進めて期限までに提出できています。
3年生になってからの一日のスケジュールは、朝6~7時くらいに起きて8時過ぎに家を出て、9時から12時くらいまでキャンパスでレポートをしています。その後、13時から21時くらいまでは進学のために塾で勉強して、その後は家に帰って0時くらいに寝ています。
全日制の高校に通っていた時から大学への進学を目指していて、入学する前から第一学院での3年間をどう過ごすかも決めていました。1年生はアルバイトをたくさんして、2年生では学生団体を立ち上げたり積極的にボランティアに参加して総合型選抜入試でアピールできるポイントを作って、3年生では一般受験の勉強をする、という感じです。
1年生の時はバイト漬けの毎日で、朝5時半から9時まで早朝バイト、10時から16時はキャンパスで過ごして17時から20時までまたバイト、という生活を送っていました。
現在、キャンパスの仲間と一緒に「mikka」という学生団体の運営をしています。「ゴミ×共生」がテーマで、子どもから高齢者まで縦の繋がりを作りながら街も心もきれいにする、ということを目標に活動中です。団体名の「mikka」は、「やって“みっか”」「活動して“みっか”」からとっていて、ラフな気持ちで誰でも参加してくれる団体にしたいという気持ちを込めて名付けました。
これまで3回ほど「フラワーロス」「古着」などまだ使えるのに捨てられてしまうものをテーマに、ワークショップをしながら様々な人と交流できるイベントを開催しています。
最初のイベントの参加者をどう集めるか悩んでいた時に、フェローに相談しました。そうしたら「社会福祉協議会に話をしたら力になってくれるんじゃないか」と提案してくれたので、ポスターを持って行って来訪者に知ってもらうことにしました。その結果、参加者が集まり無事にイベントが開催できました。その他にもフェローは「こういう子がいるんだけど一緒にできそうじゃない?」と人を紹介してくれたり、「こういうイベントがあるから行ってみたら?」と興味がありそうなことを教えてくれたり、力になってくれています。
今までのイベントは15人~20人くらいの人に参加してもらいましたが、今後はもっと規模を大きくしていきたいです。将来的には秋葉原だけに留まらず、池袋や埼玉など他のエリアにmikkaの分団を作り、色々な人を巻き込んで大きな輪を広げていきたいとメンバーで話をしています。
将来の夢は、まだ漠然とはしていますが、みんなが笑顔になれるものを作ることです。今やっているイベント企画のような人と繋がる仕事や、テレビ番組のような楽しくて笑えるコンテンツ作りをしていきたいです。
卒業後は大学進学を目指していますが、大学では選択肢を増やすために色々なことを学びたいです。将来に活かせそうな社会学部、情報学部、環境福祉学部に興味がありますが、その選択が自分にとって最適なのかまだ迷っている状況です。ただ、大学に行ってもmikkaの活動は続けていきたいと思っています。
さぁ、自分らしいミライを見つけよう
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