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出演情報

2024.05.19 放送

シオノギヘルスケア株式会社
代表取締役社長
吉本 悟

町田キャンパス 3年生
松澤 光春 さん

「すべての人にやさしく、正しく、楽しくセルフケア』をモットーに、製品情報サービスを提供しているシオノギヘルスケアの吉本代表取締役社長。いま目指しているのはヘルスケアの格差社会ができてしまわないように、情報共有がしやすい環境をつくること。お互いが心がけているメンタリティの維持や健康、価値観について語り合う時間となりました。

聴いてみよう

  • 番組前半

z世代

町田キャンパス 3年生
松澤 光春 さん

大企業のCEOの方とお話する貴重な機会だったので、たくさん話を聞きたいと思っていましたが、緊張で思うように話せなかったのですが、吉本社長や共演者の方のお話や将来像にとても感動しました。自分はどうしても失敗すると引きずってしまう事が多いのですが、『明日は明日の風が吹く』という吉本社長のモットーの一つは「今日は悪くても、明日になったらわからない、むしろ明日は成功させてやろう」という心持ちとなり大きなヒントをもらえたと思います。これから目標に向けて、自分を見つめ直しながら前向きに進んでいきたいです。

経営者

シオノギヘルスケア株式会社
代表取締役社長 吉本 悟

1999年(23歳) キヤノン入社 (カメラ事業 新規事業・企画業務)
2001年(26歳) マイクロソフト入社 (マーケティング)
2006年(32歳) デロイトトーマツ(PMI・内部統制)
2009年(35歳) シオノギ製薬入社 (マーケティング)
2016年(40歳) シオノギヘルスケア株式会社設立 (製品企画開発部長)
2019年(43歳) 代表取締役社長就任

Z世代との対談はいかがでしたでしょうか。
純粋に楽しかったですね。普段、このような機会に恵まれることはほとんどないので有意義な時間でした。学生時代から等身大のレンズを通して社会と向き合い、自分の声で意見を伝える姿勢は自分にはなかったので、すごく刺激を受けました。仕事の話や価値観など、話題が広がり、あっという間の対談時間でした。「健康は幸せを築く根源にある」と感じ、私はヘルスケア業界に飛び込みましたが、対談したお二人が何事にも一人称で話される姿を見て、初心に引き戻され、負けないように頑張らねば、というエネルギーを貰いました。このような対談の機会を頂きありがとうございました。
対談の中で、印象に残っている内容(Z世代からの質問やZ世代が話した内容)をぜひお聞かせください!
「欲」について質問させていただいた場面がありましたが、社会への貢献、利他の精神が強いことが印象的でした。なんとなくZ世代という世間一般的なイメージでは「コスパ」、「タイパ」というような現実主義的な一面が強調されますが、そういったことではなく、世の中をどう良くしていくのか、良い意味での理想主義的な価値観が出発点となっている「欲」しかないというお二人のコメントは非常に興味深かったです。昨今、多様性といいつつも、グローバルでは利己的、保護主義的な思想が強くなり、分断が至るところで起きています。そういった潮流を乗り越え、本当の意味での多様性ある世の中を作ってくれる世代なのかもしれないという一種のたくましさを感じました。
通信制高校という選択肢について、吉本様のお考えをお聞かせください。
学びは、人生の可能性を広げます。
そういった意味では、世代を越えて全ての人にとって学び続けることはとても重要です。さらに社会に出た時に真価を問われるのは、どこで学ぶか、学んだかではなく、何を学び、それをどう社会の中で活かすかです。
今のありたい姿、または地理的要素、環境要素を考慮した際に、全日制や定時制がマッチしない方々へ通信制高校があることはそれぞれの人生にとっても、社会にとっても有益だと思います。また、それを理解して通信制高校で学ぶことを選択した皆さんは素晴らしいと思います。ここで学んだ内容を活かして将来是非社会で活躍してもらいたいと強く願っています。
これからの日本を担うZ世代へのメッセージをお願いいたします!
Where there is a will, there is a way!
(意志あるところに道は開ける!)
私の座右の銘の1つを皆さんへのエールとして贈りたいと思います。
学問と違って、社会に出ると必ずしも正解があるとは限らない道を進んでいくことになります。そこで、立ち止まらず進んでいくための原動力は自分自身の強い信念だと私は思います。
それぞれの強い信念を持ち、自分のやりたいことに是非挑戦し続けてください。その先には明るい未来が待っています。